二年と少しで終わります。

アニメと声優とmtgとアイマスが大半。

アイドルマスターXENOGLOSSIAを見る前に注意すること

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マジか?????????

 

バンナムフェスも振り返り合ったし盛り上がってきたな(幻覚)と思ってたら本当に盛り上げてきたよこいつ…

是非皆さん見て欲しいです。

 

……と思う気持ちはあるのですが、冷静にスーパードライ(リニューアル後)を開けながら考えてみるとこのまま何も知らせずに勧めるだけだと8割の人間は見ないし、残りの2割のうちの8割も途中でリタイアすることが目に見えているため、僕なりに思う視聴する際の注意事項をここに残しておきます。

ぜひこの記事を見たうえでアイドルマスターXENOGLOSSIAを見て欲しいです。

 

1.いつから面白くなる?

 復興暦107年。
 ロスト・アルテミスと呼ばれる、月の崩壊から約100年。人類はドロップ(隕石)の危機にさらされながらも復興の時を刻んでいた……。
 大きなリボンが特徴の天海春香は、「アイドルマスター・プロジェクト」のアイドルオーディションに見事合格し、ひとりで上京する事を決意する。
 上京の日、親友である高槻やよいが東京駅まで迎えに来てくれるはずだったが、やよいは急な仕事で迎えにこられないという。不安の中、同じくアイドルオーディションの合格者、萩原雪歩と偶然出会う。ふたりは初めての東京にとまどいながらも、雪歩と一緒に地図を頼りにして目的の十六夜寮を目指す事となる。
 寮を探す途中、隕石落下を阻止するために作られた隕石除去人型重機「iDOL」、ネーブラの発進を目の当たりにして驚きつつも感動する春香。
 一方、隕石除去チーム・モンデンキントの基地内では、スタッフ達がある異変を察知していた。閉鎖された格納庫から「iDOL」の起動反応があったのだ。
  道に迷い海まで出てしまった春香たち。そこで、いきなり現れた謎の少女にさらわれそうになる春香。さらに巨大な水柱を立て春香の目前に、白い巨大ロボットが現れる!?

1話のあらすじからの引用ですが、「復興歴」「ロスト・アルテミス」「隕石除去型人型重機」「モンデンキント」と固有名詞が大量に現れます。

ゼノの世界は現実世界とは大きくかけ離れているところが多く、どうしても説明パートにどうしても尺を割かざるを得ないためテンポが良くとはいきません。

で、どこまで説明パートなのかと言うと…割と最終盤まで説明が続くんだな。

謎が謎を呼ぶ…のなら良かったのですが、設定の説明が終わるたびまた別の設定が…と特に繋がっているわけではない設定のオンパレード。

これが脱落する第一の理由です。

ゼノを完走するためには次から次へと湧いてくる設定の雪崩を耐え抜く忍耐があります。

忍耐、エンターテイメントの対極に位置する能力を持って見なきゃいけないアニメってなんだよ…。

まぁごもっともなのですがもう少しだけ聞いてください。

 

2.本当に「ロボットアニメ」として面白いのか?

ロボットアニメと言えば僕は「機動戦士ガンダム」が最初に思いつきます。

ところでゼノグラシア監督の長井龍雪監督もこの後「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」という監督を務めました。

「止まるんじゃねえぞ……」という迷セリフがあまりにも有名ですが、序盤はかなり評価が高かったのです。

しかし後半につれ微妙な部分が多くなり批判も多くなってきました。

理由は個々人あると思いますが、

  • 戦略兵器>>>ガンダムでその戦略兵器を攻略するというガンダム特有の「お約束」がなく蹂躙されてしまう
  • 主人公サイドが情勢に対して巻き込まれるばかりで影響を与えることが殆どない
  • ガンダムなのにガンダムに関係ないところで人が死ぬ

こんなところでしょうか。

ゼノグラシアもこれが当てはまります。

これは似たようなシーンがある、ではなくそのまんまの意味です。

15年前の作品に何言ってんだと思うのですがネタバレなので詳しくは言いませんが、本当にそのまんまのシーン、展開になるのです。

なんだったらオルフェンズは主人公の武骨でカッコいい戦闘シーンがあり、それは好評なのですが、ゼノグラシアにはそれがありません。

もちろん好きな人もいるので大変申し訳ないとは思うのですが、

 

ゼノグラシアはロボットアニメとしては二流

 

僕はそう思っています。

 

3.「恋愛アニメ」として見ろ

同じく長井龍雪監督作品の「とらドラ!」はご存知でしょうか?

後半の展開は賛否がありつつも今もなお名作と語り継がれてる恋愛作品です。

同じく「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」はご存知でしょうか?

淡い恋とそれが遠因に起きてしまった罪から立ち直るまでの姿を細やかに描いた名作です。

あの夏で待ってる」は上記二つに比べ知名度は一歩劣りますが、これも恋愛とそれに生じる断絶と修復を見事に描いた傑作です。

僕にとって長井監督と言えば恋愛作品の名手です。

そして、その源流はなにか?

 

そうだね、アイドルマスターXENOGLOSSIAだね。

 

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アイマス総合PのガミPも言っていますが、「ロボットと少女」だからこそ描ける恋愛劇こそゼノグラシア最大の魅力なのです。

これもネタバレになるので詳しくは言えないのですが後半千早はどんどん病んでいき、やがて凶行に及ぶのですが、その具体的な行為もロボットだからこそできる行為です。

そして春香が友好を深めるシーンも、愛を伝えるシーンも、愛を育むシーンも全て相手がインベルというロボット*1だからこそ成立するシーンなのです。

なぜアイドルマスターXENOGLOSSIAはロボットアニメなのか?

 

少女とロボットでしか描けない恋愛ドラマがある

 

答えはこの一言に尽きます。

 

「みんな」で見よう

以上で視聴する際の注意事項は終了となります。

この辺り気を付けたうえで視聴してもらいたい…のですが、わけわからん設定やつまらん「ロボットアニメ」シーンをどう避ければいいんやと言う人もいると思います。

そんな人にも朗報があってぇ…

ニコニコ動画で見ると面白いアニメ」と言うものがあります。

コメントが難解な設定の解説や合いの手を入れてくれるのでつまらないシーンも乗り切ることが出来るためです。

ニコニコではなくyoutubeですがそれでもコメント機能を駆使してみんなで超革新的恋愛アニメアイドルマスターXENOGLOSSIAを見ましょう。

僕も微力ながらコメントやツイッターでサポートできればと思います。

それでは27日にまたお会いしましょう。

*1:本当はロボットではありませんがエヴァもロボットアニメのくくりで良いらしいのでロボットと言っときます