二年と少しで終わります。

アニメと声優とmtgとアイマスが大半。

武内Pがママになるんだよ!前編

要約:武内Pがママで美城常務がパパ

 
 下書きに変なのがあったので供養
 
今更ですがアニメシンデレラガールズの考察です。
タイトルからしてこいつなかなかにヤバイ奴だと思うかもしれませんが、別に武内Pのここからバブみを感じると言うことを語るつもりはありません。
ただアイドル、そしてシンデレラプロジェクトや美城プロダクションと武内Pの関係を考えると、彼がどうしても母親のポジションになってしまうことを今回はどうにかこじつけて説明していきます。
 
さて、プロデューサーとアイドルの関係を家族関係、もしくは親子関係と捉える考えは別に新しい視点ではありません。
二次創作でもしばしば用いられてましたし、なにより765プロを描いたアニマスでは鳥羽Pがそのように明言しています。
 前作の監督・錦織敦史さんが言っていましたが、前の『アイドルマスター』は“家族”のお話なんです。電撃 - アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』で描きたかったのは真っ向から夢と向き合う女の子

アイドルを育て、褒め、時には叱るといった行為は子育てに近しいものを感じさせるんでしょうね。

765プロを家族として例えた24話の千早のシーンは特に印象的でした。

 

ただし、アニマスでの赤羽Pが親の立場に立っているかは疑問が残ります。
一般的に父親、父性というもののステレオタイプ的な要素とは
  • 大黒柱、一家のリーダーであること
  • 外に出て家族のために働く
  • 家族を引っ張ってくれる人
  • 落ち着いており、思慮深い性格
  • 怒ると怖い
などが挙げられます。
サザエさんの波平が代表的な例です。
要するに俺についてこいというような、悪く言えば亭主関白的な人のことです。 
しかし赤羽Pはそういう面を持ち合わせている人物として描かれることはありませんでした。
2話での伊織たちに対して大人としてアドバイスするのではなく一緒に考えていたシーンはこのことを顕著に表しています。
その他のシーンでも赤羽Pの位置は俺が従えるというより、精々みんなの言うことを纏める役割に収まっています。
決定権はあったかもしれませんが、自分で考えを導いたり、アイドルたちを引っ張ったりすることはありませんでした。
14話での961プロの対応を考えていたシーンでもアイドルが答えを出すまで待っていましたね。
唯一従えようとした6話では見事失敗してしまいましたし。
視聴者に取っつきやすいように親しみやすさ、新人らしいフレッシュな性格として描かれたのでしょうが、どちらかと言うと父というより兄としてとらえた方が自然ではないでしょうか。
 
対して武内Pは赤羽Pと違うキャラクターであることを意識して作られたようです。
前作のようにスッと入っていく、場にいても阻害しないタイプではなくて、今回のプロデューサーは個性があって存在感もあるからこそ、意図的に後ろに引っ込むという。電撃 - アニメ『アイマス シンデレラガールズ』1stシーズンを振り返る。フィルムに隠された伏線と緻密な設定とは【周年連載】

また武内Pとシンデレラプロジェクトの関係をこのように表しています。

 今回の『シンデレラガールズ』は家族ではなく“クラスメート”なんです。 (中略) そこにプロデューサーという無口な担任教師がいる、というと分かりやすいかもしれません。電撃 - アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』で描きたかったのは真っ向から夢と向き合う女の子

…これ武内P母親説否定されてね?

いやいや読んでる人も先生のことママって読んだことあるでしょ?まだわかんないから(震え声)

 

武内Pは赤羽Pとは違い、少なくとも「大人」というアイドルとは違う視点を持つ人物であることは間違いなさそうです。

だからって武内君がママなんて発想にはあまりにも突飛すぎます。

後半に続く