二年と少しで終わります。

アニメと声優とmtgとアイマスが大半。

君たちはどう生きるか感想※ネタバレあり

ミーハーなので公開初日一発目で鑑賞。

 

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K2感想

こんなのクソブログ読む時間があるならK2を読んだ方がいいです、早く読んで

comic-days.com

 

と言うことでK2を一気見しました。

流石に400話もあるので2日ほどかかり間に休憩は挟みましたが、久々に時間が過ぎるのを忘れる感覚を味わいました。

前作にあたる『スーパードクターK』は未読なので早く読みたい、とは言え続編だからこそ描けるものが『K2』の魅力ではないでしょうか。

以下ネタバレあり感想。

 

 

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消えぬ罰へどう向き合うか?すずめの戸締まり感想

思うに、まず先に災害といった理不尽や不条理といった人にはどうすることもできない「罰」があり、そこに無理矢理原因を探し出した結果人は生まれながら「罪」を持つ生き物だと考えたのでしょう。

さて仏教やイスラム教、そしてキリスト教では最終的に罪は行いによって精算され、結果救われたり救われなかったりするわけですが果たして本当にそうでしょうか?

結果である「罪」が消えても原因である「罰」は消えるのでしょうか?

そしてもし消えないのなら、罪なき罰に対して私たちはどのように向き合うべきでしょうか?

 

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「機動戦士ガンダム水星の魔女」のオマージュ元を考える

世のガンダムおじさんたちが「水星の魔女、ガンダムらしくなってきたな」と後方彼氏ヅラしていますが、水星の魔女からガンダムを見始めたライト層はなぜ彼氏ヅラしているのかわからないかと思います。

また水星の魔女はさまざまなガンダム作品のオマージュが散見されます。

ちょうど今日は総集編ということなので、プロローグから振り返りオマージュ元をまとめてみようと思います。

ネタバレありなので気をつけてください。

また抜けているのあれば補足ください。

 

スペーシアンとアーシアン

元ネタ:「機動戦士ガンダムスペースノイドアースノイドなど

地球サイドと宇宙サイドとの対立はガンダムシリーズ全般でよく見られる構図では有ります。

ただしこれまでは地球側が体制側だったのに対し「水星の魔女」では宇宙側が体制側であるのがこれまでとは大きく異なります。

水星の魔女は「お約束」を踏まえ「ガンダムらしさ」を保ちつつ、少し変えることで個性化も図っています。

 

・GUND-ARM

元ネタ;「起動武闘伝Gガンダム」モビルトレースシステム、「機動戦士ガンダムサンダーボルトリユース・サイコ・デバイス、「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ阿頼耶識システム

色々なネタの合わせ技。

「自分の動いたとおりにMSが動く!」という考えの元祖はGガンダムですが、それじゃ強すぎるから四肢がないやつだけ使えるようにしたろ!としたのがリユース・サイコ・デバイスです。

元々義手や義足のシステムだったことや、シーズン1が終わった後に「サンターボルト」が放送されることを考えるとこっちの方が元ネタ度は高そう。

またシステムを使い過ぎると脳に負担がかかるというのは阿頼耶識システムを彷彿させます。

ミカは代償に身体の自由を奪われましたがエリクトは…?

 

・子供がMSを動かす

元ネタ:だいたい全部

例外の方が少ない。

 

・ビットシールド

元ネタ:「機動戦士ガンダム」ビットシステムなど

無線技術で小型機械を操り、全方向オールレンジで攻撃を行うシステム。

これまでとは全く異なる攻撃方法とそのインチキっぽさから絶大な人気を誇っています。

何も考えず「ファンネル」と言ったら原理主義おじさんに襲われます。

気をつけましょう。

 

・アスティカシア高等専門学校

元ネタ:「機動戦士ガンダムビルドシリーズ」?

ガンダムで学園ものをしよう!」というのが今作最大の目玉であり独自性です。

ガンプラで部活&学園ものをしよう!」としたビルドシリーズもありましたがあくまで外伝作品的な立ち位置。

学園という箱庭で「水星の魔女」の世界を描き出し、動かすのかが見どころさんになります。

 

・決闘

元ネタ:「起動武闘伝Gガンダムガンダムファイト

ミオリネ≒世界の覇権を1対1の戦いで代用するという考えはどことなくガンダムファイトに通ずるところがあります。

企業間の代理戦争をしているわけですね。

アスティカシア周りの舞台設定は、「おままごと」感を強く感じます。

特に顕著なのはスレッタの「進めば2つ」という考えですね。

「死ねば何も得られないのよ!」と言ってスレッタが突っ走るのを止めるシーンとかありそう。

シーズン2では学園を離れるかと思うのですが、学園というヴェールが剥がされた「本物の戦争」が見られるのかもしれません。

 

・主人公に喧嘩を売り直後にボコられる男

元ネタ:「機動戦士ガンダム00」パシフィック・コーラサワー、「機動戦士Zガンダムジェリド・メサ

なんとも不名誉な元ネタですが、同時に愛されキャラでもあります。

グエルくんもその例に漏れず既に愛されキャラとなっていますね。

第一話では主人公を破滅に導く一因にもなったジェリドコースも危惧されましたが、回を追うごとに勝負に対する真面目さと謎の生存力を見せてくれ(今のところ)コーラサワールートに行ってくれそうです。

不安点もないわけではないですが。

 

・前髪をイジる青髪の弟

元ネタ:「機動戦士ガンダムガルマ・ザビ

ナルシストって感じはしませんが、ガルマを彷彿とさせる仕草と家の繁栄を第一とする生真面目さはガルマっぽさを感じます。

小物感が凄いので舐められがちですが彼は良いやつなんですよ…坊やなんですが。

 

・仮面の女

元ネタ:「機動戦士ガンダムシャア・アズナブル

そんな坊やを謀殺したガンダムシリーズNo.1人気キャラであるシャア・アズナブルさんですが、その人気っぷりからその後仮面だったりマスクだったりで素顔を隠すキャラを出すことがガンダム界の伝統となりました。

ですがここは水星の魔女。

いつもなら「男」でするところを「女」へと変えることで個性化を図っています。

 

・「私がサポートするから」

元ネタ:「機動戦士ガンダムビルドファイターズ」

ガンダムおじさんから「それはこじつけやろ」と言われそうですが待ってください。

ガンプラを操作するレイジくんの髪の色は?そうスレッタと同じく赤髪ですよね?

そうつまりビルドファイターズのように決闘ではスレッタとミオリネのバディが見れるんですよ!!

…そう思っていた時期が僕にもありました。

 

・被検体四号

元ネタ:「機動戦士Zガンダムフォウ・ムラサメ

「ムラサメ」研究所の「四番目」の強化人間だからフォウ・ムラサメ

人権を無視した形で身体機能を強化した人間が主人公と心を通わせ、しかしすれ違いによって対立し和解するも非業の死を遂げるというパターンまで一緒です。

まぁエランくん(仮)が本当に死んだかわからないですが。

所謂「強化人間枠」ということでガンダム作品のお約束みたいな感じです。

ガンダムらしくなったな(後方彼氏ヅラ)。

 

ガンダムエアリアルの声

元ネタ:「機動戦士ガンダムUCユニコーンガンダムなど?

実はOP「祝福」の原作小説という形でエアリアルには意思があることは明言されていました。

多分総集編はエアリアル視点にしてアニメだけ追っかけている視聴者にも開示するのかなーとは思っています。

さてエアリアルの意思についてですが、実はエリクトでは?という考察がされています。

もちろんエアリアルの意思が自然発生的に誕生したと考えることもできますが、プロローグが21年前とエレッタとエリクトの年齢が一致しないことからエアリアルにエリクトの意志が入っていると考える説が有力です。

さて「ガンダム」ではしばしば人の意志を力として現実に作用させることがあります(例えばZガンダム)。

そしてその行き着く先の一つがユニコーンガンダムで起きた操縦者が機体に吸収されるという現象でしょう。

そのようなことは新時代の人類、ニュータイプとともに語られることがありますが、前記事で話した通りGUND-FORMATとニュータイプは真反対のアプローチにも関わらずその目的は共通しています。

そういった意味でもガンダムが少女の意志をどのように現実に反映させるのでしょうか。

ガンダムとして、人の意志、選択の結末を見届けたいと思います。

サイボーグとニュータイプ 機動戦士ガンダム水星の魔女2話までの感想

※この記事では「宇宙世紀」と明確に繋がっていないガンダム作品群を便宜上「アナザーガンダム」と呼称しています。

∀ガンダム」と「Gのレコンギスタ」については宇宙世紀との繋がりが物語上で明らかになっているため「アナザーガンダム」ではない作品とします。

また、この記事では映像化された作品のみを取り上げるつもりです。

書籍設定と混同していたり、誤用誤読などありましたらご指摘ください。

 

「水星の魔女」プロローグを見た時、新しいガンダムとして「ニュータイプ」論の新たな可能性を見せてくれる作品だと感じずにはいられませんでした。

今作のガンダムは「宇宙という環境に適応する」ための技術「GUND-FORMAT」を採用したモビルスーツという設定です。

簡単に言えばサイボーグ技術のすごい番ってことですね。

一方「ニュータイプ」という概念は宇宙世紀を舞台にするガンダム作品では最も重要かつ特異なキーワードの一つです。

要するに言葉を交わさずとも意識を他者と共有することができる人々の総称を指します。

簡単に言えばテレパシーのすごい版を使える人々ってことです。

似たような性質を持つ人々自体はアナザーガンダム作品でもしょっちゅう出て来ます。

しかし、ニュータイプというのは「宇宙という環境に適応しなければならない」ために「新しく生まれた人類」であり、同様の経緯で生まれた人類は、アナザーガンダムでは21世紀のファーストガンダムである「ガンダムSEED」以外存在してなかったかと思います。

誤解を恐れずに言うとニュータイプと言う概念で重要なことは「宇宙という環境に適応する」ことを起源とするものである。

とするならば、「水星の魔女」が打ち出した「GUND-FORMAT」という「宇宙という環境に適応」するための「技術」は、「ニュータイプ」論に新たなアプローチを投げかけ令和のファーストガンダムになろうとしているのではないでしょうか。

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これから「GUND-FORMAT」を中心に地球と宇宙を二分する戦争が始まるんだぁ…!

 

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プロローグとは別アニメなのかってくらい濃厚な学園ドラマが始まり僕の考察が全て妄想だったことが判明しました。

それはそれで面白いんだけどぉ……なんか思ってたのと違うんだけどぉ……。

とはいえ体制派が宇宙側で反体制側である地球側は宇宙側に恨みを持っているところは今までと逆にしつつ構造は既存作品とはそのままですし、新しいことをやりつつ「ガンダムらしさ」を大事にしたいというメッセージだと感じました。

まだまだ2話ですし設定も開示されていないことが多いはずなので本当に「令和のファーストガンダム」となってもらいたいです。

引っ越しと収納と参照性

突然ですが9月末に引っ越しを行います。

「そろそろ引っ越しするかー」と思ったのが8月末だったので約1ヶ月程度でしょうか。

意外となんとかなるもんですね、仲介業者からは次からは2ヶ月かかるからもっと早く言ってねと忠告されましたが。

引越しに限らず、お金と時間と労働力が大きければ大きいほど衝動に任せないと動けない人間には難易度の高いミッションです。

果たして2ヶ月前に言い出せるのだろうか、乞うご期待。

 

さて、今住んでいるところは家具が取り付けられているため、自前で持ってる家具はカラーボックスしかありません。

なので現在進行形で大急ぎで家具を探しています。

特に重要視しているのは本棚やラックといった収納家具でして、まぁ学生時代から買ってきた同人誌がアホほどあるからなんですよね。

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なんとか2/3までは詰めこんだ図。

ほとんどが年一なら読んでいる方のレベルなので、断捨離の本に言わせれば売るか捨てていい物たちなのですが今のところ全部持っていくつもりです。

やっぱり自身の歴史と言いますか、買い出してから10年と少しぐらいなので歴史とは言えませんが、それでも好きだった(好きな)タイトルを同人誌から眺めることが出来ればと企んでいます。

『読んでいない本について堂々と語る方法』という本では、本を固定化したテクストとして捉えるのではなく、本と本、本と読者、読者と他者など無数のコンテクストの中で意味や価値が移り変わるものとして捉えることを推奨しています。

www.chikumashobo.co.jp

いかにもフランスらしい構造主義的な考えであり、一つ二つツッコみたくなる内容ではあります。

ですが自身の人生を振り返るためにこれまで触れてきた本(にまつわるコンテクスト)を辿っていくことは、僕に対しては有効的な手段です。

最近は電子書籍やweb上で公開、連載しているものも多く網羅は難しいかもですが、自分の今まで触れてきたコンテンツを一望できる書架を作りたいですね。

 

などと妄想するだけは自由ですが、実際にそれを一望できるように並び替えるのは中々骨が折れる作業ですし、今までまめに整理していたのかと言えばそんな七面倒臭いことやってるわけねえだろって返すわけで。

宣言したこともやり切らないことはありませんが、それでも言わないよりやる確率が高くなるのでできる限り頑張ります。

気が向いたら購入した書架とか整理方法とかまた書きます。

「気軽さ」を求めて何千里

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iPad買って1年半ぐらい経つんですがようやくBluetoothキーボードとマウスを買いました。

なんでか今回のコミケ100も当選してしまい、少しでも作業効率の向上及び作業時間を確保するために購入を決心。

どうせならMagic Keyboardでも買えよとは自分でも思うのですが、変なところでケチりたくなる性分。

それでも2つ合わせて6000円程度でしたが、ソフトウェアキーボードより捗りますしマウスも指で操作するより細かい操作ができ重宝します。

せっかく良いものですので、今後も活かしていきたいと思います。

 

思えばiPadを購入したのもより「捗る」ためでした。

購入前もノートPCとペンタブレットがあったため、創作活動には問題なく行える環境でした。

しかし実際に行うのかと言えばそうしたこともなく。

ずぼらな性格なのが1番の理由なのでしょうが、月に両手で数える程度の休日を創作活動に充てるのは相当の根気が必要でした。

もっと気軽に絵が描きたい、創作活動がしたい、ついでにシャニマスを快適に操作したい。

高い買い物でしたし今でも使いこなせてるとは思いませんが、iPad買って良かったと今は思います。

 

ビジネス本なんかではしばしば見かける文言ですが、何かしたいと思いつく→実際に行動するということは簡単なことではありません。

その間には思っているよりも多くの、そして高いハードルが存在します。

そのハードルをどのようにクリアするかが肝心なわけですが、どのようにクリアするか人によるでしょう。

今の僕みたいに「iPadやキーボードなどを購入し行動する際の煩わしさを解消する」人もいれば、「毎日のタスクとして定め習慣化」する人もいるはずです。

ただ行動を振り返って思うのは、「果たして高校時代の自分は同じ方法でハードルをクリアするだろうか?」ということでした。

高校生の僕はどちらかというと「タスクを課す」タイプの人間でした。

毎朝9時から12時までは英語の勉強、13時からは数学を行う…など勉強する際もスケジュールを立て、それを毎日繰り返し行っていました。

当時は何かを成したいならまず己の行動を律しなければと考えており、我ながら立派だなぁとは思うと同時に不器用だったなとも思います。

環境を変えることで自身に外的要因を与えることで己を律するなど柔軟なアプローチが出来るようになったのは、まさしく年の功と言えるでしょう。

もちろん良いことばかりではなく、高校生の自分にあった精神力、集中力は今の僕には無いものなんですけどね。

ただそこに優劣をつけるのではなく、その時その時の違いを楽しんでいければと買ったばかりのキーボードを叩いているのでした。