ネタバレあり シン・ウルトラマンの感想と言うより思考の羅列
シントラマン、確かに最初に文句が出るタイプの良作だと思った
— にょっき (@nkk4124) 2022年5月19日
冒頭に自分のツイートを持ってきてしまい申し訳ないですが「こんなに良い作品なのに、なんであんなシーン(演出)したんだよ!!」みたいな文句が出てしまうくらいに面白かったです。
ウルトラマンは平成三部作を子供のころに見た程度、それもほとんど覚えていないといった程度でしたが全く問題ありませんでした。
視聴する際は減点式ではなく加点式で見た方が良いでしょう。
本当は感想を言いたいところですが、あんまり纏まっていないので今回は進行に合わせて思ったこと感じたことを羅列していきます。
勿論ネタバレなので注意してください。
続きを読む再構築される物語─RE:cycle of the PENGUINDRUM前編感想※ネタバレなし
幾原監督は本作品のクラウドファンディングを行う際にコメントを残しています。
あの日、あの時、僕たちの日常は大きく変わりました。*1
劇場作品として、ピングドラムは僕らの前に再び現れました。
幸いにも10年という歳月はこの物語の本質を変えることはありませんでした。
コミカルな描写、そして過酷な運命に立ち向かう少年少女を表現する独特な演出は色褪せることはありません。
既にTV版を見ている僕としてはどうしても間伸びしたと感じてしまうところもありましたが、今まで見たことのない人にとってはそうではないでしょう。
固定ファンだけではなく、多くの人に開かれた作品になっていると思います。
しかし10年という歳月は世界を変えるには十分な時間でした。
コミュニティ間での溝は深まり、対立は激しくなっています。
一方で個人の視点ではこれまで存在した学校や国家のような繋がりは弱くなっておりホッブズの言う「万人に対する闘争」の状態に近づいているとも言えます。
本作品は「家族」という最小のコミュニティがメインテーマになっています。
それを再び始めることでもう一度作品を見てもらいたいだけではなく10年前とは異なる意味付けを行ってほしいのではないでしょうか。
TV版では「家族」を救うため、兄弟たちは「物語の外」の存在となりました。
そして劇場版は終わりからもう一度始まります。
単なる総集編ではなく「世界」と「不幸」、そして「家族」とで巡る物語の結末を今再び描くのか。
物語を再利用し、現代の問題をどう映し出すのか。
現代に解き放たれている黒うさぎたちはどうすれば封じることができるのか。
RE:cycleにはそんな意味がこめられていると感じました。
10年という歳月は僕たちを変えるにも十分な時間でした。
当時の視聴者たちは「何者かになれた」人もいれば未だに「何者にもなれなかった」人もいるでしょう。
生存戦略、しましょうか
もう一度、ピングドラムという作品を我々の中で再定義する時間がやってきました。
流石に食べ放題と見放題は違う
基本的に下部構造によって上部構造は決定されるので、「制作者」は振り回される側になるのが常です。gendai.ismedia.jp
ですのでこういった話はアマプラやネトフリに限った話ではない(記事内でも書かれていますが)のですが、そうではなく制作者側ではなく視聴者の観方が変わっていっていることが問題だと主張しているわけです。
そこからファストフードが消費者の食文化や健康を失っているように、動画見放題サービスの問題点を食べ放題サービスで例えているのでしょう。
色々思うところはあるが一ヶ月もあるサブスクと長くても3時間のサブスクを並列で考えるのは乱暴では
— にょっき (@nkk4124) 2022年4月26日
ですがツイッターにも言った通り、食べ放題と見放題を同列に話すのは少し乱暴ではないでしょうか。
と言うことで今回は二つのサービスの違いからサブスクサービスの話をしていきたいと思います。
時間の違い
視聴者と一口に言っても老若男女様々で生活リズムもバラバラです。
そのため1か月でサブスクリプションサービスを楽しむタイミングは生活リズムに即したものになります。
例えば仕事して家帰って寝る前に映画見るときに使う、休日の時に集中して使うなどですね。
1か月見放題と言っても実際に使っている時間は1か月のうち長くても十数パーセント程度であり、1か月ずっと見続けるといった人はごくごく僅かでしょう。
時間効率
一方で食べ放題は90分~180分程度でしょうか。
待ち時間こそあれ時間中の殆どは食べているわけで、食べ放題を利用したのに食べている時間は10分しかないと言う人は、こちらもごくごく僅かではないでしょうか。
サービスを利用する場所の違い
食べ放題サービスは店に行かないとダメですが、サブスクプリションサービスはインターネットに接続できる機種、環境がなければいけません。
当然の話ですが大事なことです。
どこでも利用できるということは、利用する際常に他のサービスと繋がりながら利用されるということです。
現在のソーシャルサービスはビックデータによるレコメンドによって他の作品や商品、サービスのリンクがつながっています。
知らず知らずのうちに導線に導かれ作品「単独」で楽しむということはより難しくなってしまっています。
なにが「ファスト」としているのか
食べ放題とサブスクリプションサービスは場所性と時間、この二つが特に大きく異なる点です。
サブスクリプションは食べ放題サービスとは違い日常生活に溶け込む形で利用されており、同業他社だけではなくありとあらゆるサービスと競争しているとも言えます。
だからこそ独占タイトルやオリジナル作品を求め、より独自性を求めるのでしょう。
もしかしたらクオリティの高い番組を一番求めているのはTVでも映画業界でもなくネットフリックスやamazonプライムかもしれません。
また日常生活に溶け込んでいるからこそ、「どのように見られるか」といったものがより生活リズムに馴染むようになってしまったのではないでしょうか。
結局のところ「倍速視聴」とは人々の生活リズムの中で生まれた物であり、サブスクリプションサービスが出て来なくてもいずれは人々の中に広がるものだったのでしょう。
倍速視聴の功罪を問われるべきはyoutube、アマプラやネトフリではなく我々視聴者にこそあるのではないでしょうか。
倍速視聴批判はクリエイター側のエゴとよく言われていますが、個人的にはメディアの特性を歪めてでも観ようとする観客サイドのエゴも問題だと思いますしそれを利用して成長してきた産業構造自体にも問題が気がします。
ですがそれはこれまでを支えてきた下部構造ですし、ここをひっくり返すのは産業全体をめちゃくちゃにするということです。
「退化」として道を戻るのではなくゆっくりと円を描くような変化を作り出さなくてはいけないでしょう。
そういう点では映画産業の隆盛に期待したいところです。
アイドルマスターXENOGLOSSIAを見る前に注意すること
マジか?????????
バンナムフェスも振り返り合ったし盛り上がってきたな(幻覚)と思ってたら本当に盛り上げてきたよこいつ…
是非皆さん見て欲しいです。
……と思う気持ちはあるのですが、冷静にスーパードライ(リニューアル後)を開けながら考えてみるとこのまま何も知らせずに勧めるだけだと8割の人間は見ないし、残りの2割のうちの8割も途中でリタイアすることが目に見えているため、僕なりに思う視聴する際の注意事項をここに残しておきます。
ぜひこの記事を見たうえでアイドルマスターXENOGLOSSIAを見て欲しいです。
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物の価値と人の気持ち
ある漫画が流行ったとき「理解度が低い感想しかない」ことに悩む人は意外といるそうです。
タコピーやさよなら絵梨などTLでものすごく話題になる作品が出ると、自分が読んだ時に理解力の低さを目の当たりにすることになるという話 - Togetter
「理解度の高い低いなんて簡単に決められないし、人の気持ちなんてモノじゃないんだから他人の感想で価値が決まるわけないじゃん」と一蹴することは簡単ですし、「深読みしなければならない、と読み方を狭めてしまう」と警鐘を鳴らすことも簡単です。
しかしそう簡単に言えない理由もいくつか思い当たります。
その一つがツイッターです。
ツイートがTLに「陳列」され、RTと良いねがまるで値札のように数字で計れる価値を定めていく。
確かに人の気持ちは流通では語れませんが、一度世に放ってしまえば気持ちは感想、意見へと変わり、どこにでもある陳腐な主張か否かのジャッジに晒されてしまう。
こうしたことが日常的に行われ、また行っているからこそ、知らず知らずのうちに気持ちを感想として変換し、他者との比較を行ってしまう。
そしてインターネットに投稿できるかどうかで自身の気持ちの価値を決めてしまっているのかもしれません。
……これは今までのSNS時代の批判と繋がりつつも、大きく異なる動きではないでしょうか。
例えば上記など、現在のソーシャルネットワークサービスいくつかの問題点が指摘されています。
例えば、
①民主主義の拡大を理由に権力者の秘匿領域が拡大し、監視/制御が行き届きやすい環境が構築される
②フォロワー数などと言った数の論理が重要とされ、時には真/偽といったことよりも優先されてしまう
③我々のインターネット上の発言、投稿や購入データなどはビックデータとしてビジネスに使用され、それを保持するGAFAが頂点とする権力構造が構築され、格差が拡大する
④ソーシャルネットワークの拡大により「情動的ネットワーク」が構築され、ポピュリズムが代表するような情動中心の政治が中心になっている
と、大体この辺りが問題視されています。
今回の「感想」で思った僕の意見は、特に②の問題点の具体例と考えることもできます。
RTや良いねと言った「数」として比較できる価値で感想の良しあしを決めているわけですから。
しかし一方で④の反例でもあります。
ここで言われる情動的ネットワークとは刺激に対する反応で構築されたネットワークというものであり、誰かの反応に反射的に不特定多数が「草」と打つような行為のことを指します。
これに対して今回の感想は「作品」という刺激に対して「感想」という反応を返す、のではなく他人の感想と比較し本当に投稿していいのかを吟味するという行為が挟まります。
これはつまり「情動」ではなく、「思考」する場が構築されているということではないでしょうか。
④については特に問題視する人が多いポイントでした。
刺激に対する反応は予想しやすく、ゆえに制御がしやすく(①と繋がる)、情動をより多く集める作品、発現のみが優先されるネットワークを構築し(②とつながり)、より手軽に、より早く行われる情動はより多くの情報を生み出しビッグデータとして回収される(③とつながる)からです。
そのため情動的ネットワークとSNS時代の問題点は不可分なものとして考えられることが多かったのですが、しかし今回のケースは「情動」と「思考」が同じサービス下で共存することが可能であることを示唆しているようにも見えます。
ソーシャルネットワーク上にハーバマスが提唱する「公共圏」を作り出すことは難しい、というのが現在の主流ですがそこに投げうたれた石として、気持ちと感想の動きを追いかけていく必要があると考えています。
今さら【さよならごつこ】杜野凛世を語る
【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘が強すぎる

ユニットを選ばない育成スキル、あまりにも達成しやすい条件の120%バフ、そしてダメージコントロール力随一の4凸アピールと正月恋鐘は2022年1月のグレフェス環境において「一強」「壊れ」「クソゲー製造器」と読んでも差し支えのない性能を持って登場しました。
グレフェスランカーはこぞって回し、あるものはあんたん*1で笑い、あるものは天井*2で泣く*3、そんなドラマが広げられたのではないでしょうか。
ですがこう言う人もいたのではないでしょうか?
「取り敢えず恋鐘だけ出たけど天井付近だしチケだけ貰っとくか~」
「取り敢えず強いらしいから天井まで回したけど闇鍋で出るかもしれないから引き換えるのは保留で良いか~」
……なぜ。
なぜ【さよならごつこ】杜野凛世に引き換えないのか

この記事は【さよならごつこ】杜野凛世の魅力を伝えつつ、引き換えチケットを余らせてるPに凛世を早く引き換えてもらうそして正月恋鐘を使う輩を一人でも減らすための記事となります。
とは言えここからは普通にネタバレなので気を付けて。
なお今回は他カードとの繋がりは考えない方向でいきます。
理由は最後に。
*1:安心の単発IDの略称。良い当たり結果のスクリーンショットだけをスレッドに貼るだけの者を呼ぶところから転じて良い当たり結果が引けたという意味になった
*2:シャニマスは一定回数ガシャを引くと抽選確率が上がっているカードの引換券を手に入れることができるが、それを使って手に入れたということ。