二年と少しで終わります。

アニメと声優とmtgとアイマスが大半。

転売と代行について思ったこと

最近ポケモンカードを買いましたらその弾のトップレアが出ました。

残念ながらそこまでコレクターではないのでカードショップに売却し、シングルカードの購入に充てました。

 

さて最近(でもないけど)転売が問題視されている。

togetter.com

とはいえ高校生たちが行った購入した商品をフリマアプリやオークションサイトに流して販売したのではなく、事前に購入希望者を募り、その商品だけを購入して販売するという形を取った。

これを本人たちは「代行」と呼んだのが、棘のタイトルからわかる通り、周りからは「転売」と呼ばれてしまった。

 

問題としては、

・定価以上の値段で購入のやり取りをした

・投機目的で来場する客が増加し、場の秩序を保つことが困難になる(ex.徹夜問題)

・18歳以下なのに18歳以上の商品を購入している

の三つだろう。

コミケは大小様々な問題を抱えているイベントであり、運営の謝罪でも述べられているように多くの人々によって支えられている場である。

微妙なバランスで成立してるからこそ、場の秩序を乱しかねない行為がここまで大きな運動になった。

 

ただ、従来の転売が抱えていた問題に対して解決案をだしたことは評価すべきだと思う。

従来の転売だと、メーカー側が設定した定価よりも高額で販売できると予想した第三者(≒転売ヤー)が商品を買い占める事態がおきてしまった。

買い占めにより市場への流通量が減ってしまい、需給による価格設定が上手く働くなり、購入者側が不利な立場にならざるを得なくなる。

転売行為が問題視されるのはこういった状況が発生するからだが、購入者を事前に募るというスタイルは買占めによって商品の市場流通を阻害するといったことがない。

定価以上の取引になった経緯(会場限定などといって価格を釣り上げたのではないか?)とか、売り上げと利益の差が5000円くらいしかない(コミケに行った18歳以上の他人とやらに対して報酬はどれだけ支払ったのか?)とか疑惑を向ければまだまだある。

しかし、今回の高校生たちの代行を転売として叩くことには待ったをかけたい。

 

コミックマーケットとは作成したものを売買するだけの場ではなく、人と人の交流の場でもある。

そこに経済の原理のみで参入することに抵抗感があるのもわかる。

ただ、コミックマーケットの理念として、「法令と最小限にとどめた運営ルールに違反しない限り、一人でも多くの参加者を受け入れ」なければならないはずだ。

自身の行動原理と違うだけで、特定の理念を排除するのはコミケの理念に反する行為である。

冒頭にした僕の行為も一部のユーザーにとっては好ましくない行為だろう。

パチンコ感覚で購入する人間が増価し、本当に必要としているプレイヤーが購入できなくなると言う人もいるだろう。

しかし、そういったランダム性があるのもまたトレーディングカードゲームの醍醐味である。

どちらが本当に必要としているかを比較することは当然出来ない。

どのようなコンテンツも楽しみかたは多様であり、コンテンツの参加者はその多様性を認め守っていかなくてはいけないのではないだろうか。

 

今回の一件により、コミケは投機対象としての注目を浴びてしまった。

法令や運営ルールを守らない投機目的の参加者を呼び込んでしまったのかもしれない。

だからと言ってただ燃やすのではなく、どうすれば高校生たちが今後もコミケに参加していけるのか、運営サークル一般に限らずすべての参加者たちは考え続ける必要があるだろう。

 

七草にちかに補助線を引こう

0.はじめに

七草にちか、SSRでゴリ押してWING優勝しました。

 

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七草にちか、アイドルになるために足りないものが多すぎないか?

この記事は同じく追加ユニットとして登場したストレイライトとノクチルを比較しながら(=補助線としながら)平凡で、平凡で、平凡なにちかが足りないものを明らかにしていく記事です。

1.ストレイライトという補助線‐自分じゃない誰かになること

七草にちかの憧れ、八雲なみ。

にちかは自身の平凡さを自覚しています。

だからこそ八雲なみのダンスを、やがてその人生までも演じることでアイドルを続けようと試みます。

 

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自分ではない誰かになる、このことはストレイライトのコンセプトの一つであり、冬優子も愛依も、自分を偽り架空の自分を演じることでアイドルとなります。

ですがそれはあくまで自分。

確かに自分を偽るのは手段でありますが、その手段を通じて自分を乗り越え自分を肯定するというシナリオとなっているのです。

一方にちかは自分のことを平凡だと否定しているため模倣という手段からなにかを得ることはできず、目的を達成しても達成感ではなく不安感に包まれてしまいます。

目的を重視するあまり、手段を積み重ねていく過程の中で本来得るべきだったものがないことがにちかの足りないものです。

 

誰かの模倣をする、これはあさひの役割です。

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あさひはモニターのダンスをコピーしたいということがきっかけでアイドルとなり、模倣することを通じてコミュも進みます。

モニターから感じるキラキラを知りたい、そのためにあさひはダンスのコピーを試みます。

興味深いことに、にちかと同じく手段として模倣を行っています。

にちかと違うのはそのキラキラを過程の中に見出だしたところにあります。

目的に到達することが何よりの優先すべきことであるにちかとは違って、あさひは「楽しめればいい」というスタンスのため平気で手段と目的を平気で入れ替えます。

過程を楽しめないにちかは決してあさひにはなれず、過程を楽しめないからこそあさひのように完璧な模倣を行うことはできないではないでしょうか。

 

2.ノクチルという補助線‐プロデューサーによって生まれる共通点

にちかはアイドルとなることが至上目的であり、その為ならどんなことやってのける危うさがあります。

一方ノクチルにとって一番大事なのは4人で活動することで、アイドルはあくまで手段です。

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意にそぐわないことならトップアイドルになるチャンスも不意にします。

アイドルを目的とするにちかとアイドルを手段とするノクチルは当然真逆の存在に見えますが、プロデューサーの理解外という一点においては一致しています。

プロデューサーが目指すのは担当アイドルをトップアイドルに導くこと、そしてそのために彼女たちが持つ個性を伸ばそうとしています。

なのでプロデューサーはトップアイドルを目標としないノクチルのことを理解できませんし、アイドルになることを重視するあまり自身の個性を否定するにちかのことも同様に理解できません。

ノクチルはプロデューサーの目的を否定し、にちかはプロデューサーの手段を否定する。

真反対であるはずの彼女たちがプロデューサーを挟むことで似通った存在になることは非常に興味深いことではあります。

 

とはいえノクチルがプロデューサーの理解の外にあったのは初期のころのみで、ストーリーを進める上で彼女の思いを組みながらアイドルとしてのプロデュースを進めています。

それはアイドルたちとプロデューサーが歩み寄ってきたからかもしれませんし、他のアイドル同士の交流のお陰からかもしれません。

真逆の存在でありながらも似通った部分もあるノクチルが、アイドルとして成長していく様子はにちかが足りないものをどうやって補うのかを示してくれるのかもしれません。

 

3.最後に‐線を引き「部屋」を描こう

 

『明るい部屋』では社長の過去、にちかの思いと比較する形ではづきの思いなどが取り上げられているものの、メインであるはずのアイドルたちの交流についてはあまり語られてはいません。

アイドルたちは交流の中で互いを影響しあいながら一つの調和を作り出します。

その後夏葉はにちかとはづきの父親の部屋だった一室を「世界」と表現し、物語は終わります。

アイドルたちが作り出した「調和」とは、この世界を表現したものだと僕は考えています。

 

アイドルマスターに限った話ではありませんがパフォーマンスで評価されているのは表現によって生み出される世界観です。

この「世界観」と呼ばれるものはあいまいな概念のため、作品によって具体的に何なのかは違いますし当然答えも一つではありません。

ですがシャイニーカラーズでは答えの一つとして、未来を含めた人の思いを時間、人と人との関係によって生まれる感情を空間とし二つ合わせて世界と表しました。

にちかは足りていないものとは、過程を重視しないことから積み重ねていった時間と、ファンやアイドルといった誰かとの関係ではないでしょうか。

ですが彼女は未来という時間を掴み取りました。

そして283プロというつながりの中で空間を広げていくことができます。

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時間と空間、にちかがアイドルたちと縁という線を引き、足りないものを拾い上げてくれることを期待しています。

読んだ本の感想を書く 佐藤 卓己『メディアの名著:30』

月二回ぐらいこういう記事書けるようがんばります。

 

何を学ぶかに関わらず、研究の始めは先行研究の発掘と分析だ。

学問は一人でするものではなく、連続した営みだとよく言われる。

自分の論文をよりよくするためには、研究対象がどのように研究され語られてきたのかを学び、その上で自身の新規性を証明していくのが一番の近道だ。

しかし先人たちの研究成果と自身の研究とを「適切」に接続することは予想以上に難しい。

知らず知らずのうちに自分の主張に都合の良いような理論だけを援用したり、歪んで解釈してしまう場合が(特に社会科学の分野は)ある。

本来であれば学士や修士の時に過去の名著たちにじっくりと向き合い、自身の問題意識との繋がりを見つけるべきだが、それを一人だけで行うのは困難な道のりである。

  

この本が入門書として優れている点は、名著たちや著者自身の繋がりを重視しているところだ。

本書では社会学で使われる用語やいわゆる古典と呼ばれるような理論が特に説明もなく記載され、メディア論、社会学を学ぶ最初の一冊だと思い読み始めた人は読みとくのにかなり苦労するのではないだろうか。

既に読者が名著たちの概要や社会学でよく使われる理論、用語を理解していることが前提に作られているのだと思う。

一方で名著たちが書かれた時代背景やその後理論がどのように発展したか、そして著者の研究にどのような影響を与えたのかを明瞭かつわかりやすく描いている。

冒頭で触れられている通り、紹介順は著者の心の書架に乗っ取って整理されている。

順番の意図を理解するうちに、自身の問題意識がどのような知識に連なるのかを理解することができるだろう。

本著は社会学を学びメディア論を研究する人にとっての入門書なのである。

 

各章の冒頭は冒頭に名著にまつわる思い出から始まることが多い。

著者がなぜこの本と出会い読んだのかや当時の状況なども併せて知ることになる。

名著同士の繋がりだけではなく、紹介された名著によって著者の研究がどのように深められたかも体感していく。

それは理論だけを学ぶだけではなく、自分が感じた感情や環境、他の研究者との交流が学問を行うという行為にとって重要だということを、自身の研究を例にして伝えたかったからだろう。

メディア論という学問の営みを体感し、研究を始めるための入門書として非常に優れた一冊だった。

  

メディア論の名著30 (ちくま新書)

メディア論の名著30 (ちくま新書)

 

 

1年を振り返りそれ以外は放り投げる回

今年は途中で放り投げた記事しかないのでそれの言い訳しながら1年を振り返ります。

 

1月

あけおめって言いながらまだポケモンやってた。

楽しみだけどDLCとか買わない人だからなーって思って結局DLCやってないです。

リアルの記憶は皆無なので死んでたのでしょう。

 

2月

お誕生日月ですがお仕事がバチクソに忙しかったので何をしたか記憶にないです。

なんか買ったらしいがマジで思い出せない…。

あとイラストを1枚描きました。

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来年は2枚描きたいですね。

 

3月

一応昇進しましたが給料あんまり変わらんわコロナ騒ぎでクソ忙しいわでバタバタしてました。

とは言え佳境は越えてたので劇場版SHIROBAKO観に行き感想にもならない記事を書いたらなんか紹介されてました。

多分SHIROBAKOの日記書いたやつ全部紹介されていたのかと思うんですが、あまりにも少なすぎんか?

全人類SHIROBAKO見ろ。

あとコミケ初当選したので急いでクリスタの操作やら漫画の描き方やら勉強してたら僕が推している声優の上坂すみれさんのライブが無くなりオイオイ泣いていました。

 

4月

元気にベイブレード回してたらなんか緊急事態宣言が出ていた。
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でもベイブレード面白すぎてあんまり関係なかった。

最近ボトルマンが出てバトルホビーが活気付いてるんですが、ここに来て7年目突入が決定したベイブレードバースト君はもっと評価されて良い。

一方自分の仕事にはテレワークという概念がないため元気に出勤してたのですがさすが暇だったので自炊してみたりシャニマスやってたりしてました。

シャニマスつながりでにじさんじ見だしたのもこの頃。

 

5月

僕の担当が100時間回されていた。

流石に面白かったです。

4月以降シャニマス熱があったためプロメッサ咲耶とよかばい恋鐘天井してグレ7目指してたり放クラPだから正月霧子ではなくエッチ先輩引き換えてたりしてました。

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また限定セレチケ来たら今度はcheers夏葉引き換えます。

そういえばGRADが解放されたのもこの時期でしたね全員凛世のWINGとファン感見てからGRADコミュ見ろ。

 

6月

すばらしきこのせかいがアニメ化したのは驚きましたね。

なぜかキンハに出演したりリメイクを重ねたりとなんとかして続けたいのは見え隠れしてましたが10年越しのアニメ化って何したんだ野村。

6月中旬まではシャニモチベもあり放クラでグレ7上がり嫁めぐるで残留もしたのでグレフェス攻略記事を書こうとしたんですが、審査員の体力が激減し今までのノウハウがぶち壊されモチベを砕かれました。

その勢いでFEH引退してたのとばっちり過ぎて我ながら笑った。

 

7月

アイマスの15周年配信でガチ泣きしてた。

ぶっちゃけるとOFA頃の765はライブに乗り気じゃなく、10周年で迎えたEDを無理やり延命した感じがあって嫌いでした。

それだけではないですがアイマスコンテンツに触れなくなったのは確かです(それでも知り合いの付き合いで行ったりしてたけど)。

ただ久々に見て心動かされ、初めて見た初星演舞のライブ映像の素晴らしさに今も765は「生き続けてる」ことを実感して。

今は凄く765のライブが見たいです。

その前にデレやMやシャニやミリオンやがあるのでどうしようか足踏みしてますが。

また楽しいライブができることを楽しみにしています。

 

8月

栄冠ナインしてた記憶しかない月。

にじさんじ甲子園にハマってたことと毎年恒例のコミケがなくやることがなかったためパワプロを初購入し、10時間ぐらいぶっ通しでやって仮眠してまた10時間ぐらいぶっ通しで283プロで栄冠をやってました。
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初プレイで3年目優勝しました(ドヤ顔)。
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まのひおはいいよね。

栄冠ナインにハマり過ぎて知り合いのラインぶっちしてたらそのまま音信不通になったのでこの後お詫びの連絡します。

 

9月

虚無月。

大学時代の後輩と飲んでいた記憶しかないです。

仕事が忙しかったわけではないのですがなぜか何もしてなかったです。

 

10月

iPad Proを買いました。

Pカップは見事に惨敗しました。

ここまでやってようやく周回ゲーを耐えきる精神力がないことを悟りました。

同時に1日一回記事を更新することもできないことも悟りました。

来年は持久力を高めたいと思います。

ただiPad自体は予想以上によかったです。

元々気分屋で突発的に何かしたくなるのでそれに合わせて絵だったり字だったりを打てるiPadはいつも持ち歩くようにしています。

 

11月

10月末にあった出雲霞さんが作り出したは少なくとも自分の創作意欲をかき立ててくれました。

たまたまiPadも購入したのもあって人に見せれない落書き未満は溜まってきたので、来年は人に見せられるなにかを作りたいと思うようになりました。

昔からずっと続く趣味はなくやめたりやめなかったりするのですがやりたくない時があっても頑張って継続してみようと思います。

それとすばせか続編出てきて椅子から転げ落ちました。

 

12月

1年に1回起きるポケカやりたい欲が今年も爆発しやる相手もいないのにデッキを組む。

カードも継続してモチベーションを保たないと環境に置いてかれてしまうので性に合わないんだろうなと思いつつ対人ゲーが好きなので突発的にやりたくなるのがなんとも。

コスパ悪い民です。

そして昨日は今年最初で最後の鳥取日帰り旅行に行き担当の名刺のために2万弱使い込みました。

コスパ悪い民です。

 

まとめ

この1年個人的にも世間的にも環境が一変してしまい流れに身を任せた年でした。

別に悪いことではなく面白いから流れに乗ってたんですが。

ただ社会人になって変わってしまったことを改めて突きつけられた歳でもあらました。

視聴アニメ数はびっくりするほど減りましたし(おそらく今年放送のテレビアニメは一本も完走していない)、コロナ騒ぎがあったとはいえ声優イベントや同人即売会には一回も行ってません。

昔師匠に「30歳までは好きにやったらいいよ」と言われたことがありましたが、来年27で後3年ぐらいしかないわけで。

iPadなど機材は揃ってるしそろそろ社会人を言い訳にせず色々能動的に動きたいなと思います。

とりあえず年末年始の休みのうちに何か一枚は描きあげたいです。

とりあえずコミケ当たってくれ頼む。

Pカップ2日目

稼働時間9:00〜11:00,0:00〜1:00(3時間)

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Pカップが仕事よりしんどいので相対的に仕事が楽な気がするライフハック

仕事をすることが気晴らしになりやる気に満ちている気がしてくる。

なおPカップは進まん模様。

一日あたり2000万あたりをノルマにしてボチボチ歩くことにする。

Pカップ1日目

とりあえず飽きたのでここらで記録を残す。

 

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稼働時間:15:00〜22:00(7時間)

意外にも1周あたり20分程度かけてもプラチナボーダーに食いつけた。

やはりPカップは走法ではなく忍耐ゲーなんやなって。

こっからは仕事で稼働時間取れないのでのんびり金を狙います。